News

県主催「福岡から世界へ」人材育成プロジェクトに2名が選出

Dec 26, 2024

昨年に続き、県主催の人材育成プロジェクト・「福岡から世界へ」の令和6年度の参加メンバーに、10年生の津田実来さんと石橋泰輝さんが選出され、短期海外研修プログラムに参加しました。


津田さんはシンガポール・マレーシアの就業体験コースに参加し、循環型事業に取り組んでいる様々な企業を訪問しました。

特に土や農薬を使わないアクアポニックス(魚と野菜を同じシステム内で一緒に育てる生産手法)ファームでの視察は、日本ではあまり知られていない農業に触れることができ、とても興味深かったそうです。

その他にシンガポールの日系企業の就業体験で市場調査や分析を行い発表したり、マレーシア工科大学を訪問し大学生と文化交流。日本とマレーシアの共通点や相違点についてディスカッションを行いました。

ホームステイでは現地の家庭の日常生活を知ることができ、ホストファミリーにもとても親切にして頂いたそうです。

石橋さんは、シリコンバレーコースに参加。

現地の最先端企業を訪問し、技術革新とその社会的インパクトについて、それらの技術がどのように現実の課題解決に役立つのかを具体的に学びました。

大学の訪問では、カリフォルニア州立大学イーストベイ校で英語コミュニケーションやプログラミング体験の特別講義を受講。カリフォルニア大学バークレー校やスタンフォード大学では日本人研究者と交流し、学問や研究の社会的意義について深めることができました。

研修の最後には「シリコンバレーの成功要因」をテーマにプレゼンテーションを行い、自分の考えを整理し、効果的に伝えるスキルを磨くことができました。


その他にも現地の高校訪問、ホストファミリーとの交流の中で文化や価値観の違いを感じられる貴重な機会を得られたとのこと。

環境やエネルギー課題の解決に寄与する研究者を目指す石橋さんは、「持続可能な社会の実現に向けて努力を重ねていきたい」と話していました。

Category
中高学部

High School

Loading