卒業生の声

本校で身に付け、学んだことを、
それぞれの進路でどのように生かしているか
卒業生たちからの声が届いています

2016年卒

上原 遼さん
Ryo Kanbaru
東京大学大学院 教育学研究科
(九州大学卒業、大学在学中にワシントン大学に留学)

「研究の基礎」の修得は大きな財産

IBコースに進み、「研究の基礎」を身に付けられたことは非常に有意義だったと思います。疑問や課題に対して「仮説を立て、必要な情報を収集し、その情報をふまえて分析する」、そして「自分の考えを整理して、説得力のある文章を書く」という一連の技術を学べたことは、とても大きな財産だと感じています。大学2~3年の時に留学していたワシントン大学でも、研究の基礎が身についていたことで、自分が学びたいことをしっかりと研究できたと思います。

外国語を学ぶことの本当の魅力を伝えたい

大学では認知言語学を学び、大学院では外国語教育や第二言語習得について学んでいます。将来的には、日本の教育の分野に関わる研究者になりたいと考えています。これから英語やその他の言語を学ぶ人に、外国語を面白いと思ってもらえるようなことがしたいです。外国語を学ぶ目的として、進学や就職に有利といった実利的な側面に着目する方が多いですが、外国語学習の本当の魅力は、日本語とは異なる物事の捉え方を知ることができることにあると思います。言語には、その言語を使う人々の思考のパターンが色濃く反映されています。例えば、英語であれば「結論が先で理由は後」という風に。そういう考え方を構造的に知ることを通して言語の奥深さを感じてもらいたい。将来、日本の子ども達にそのような「外国語を学ぶことの魅力」を教育という手段を通じて伝えられたらと思います。

2016年卒

枝光 栞里さん
Shiori Edamitsu
佐賀大学医学部医学科

主体的に学ぶ姿勢が、
今、とても役立っている

医学部志望の人はTIコースを選ぶことが多いのですが、私はIBコースを選択しました。IBでは、それまで学んできた英語を活かせるし、リンデンホールスクールならではのプログラムでもあるので、履修してみたいと思ったのです。IBだけでなくセンター試験の勉強も同時進行していたので大変でしたが、結果的にはとてもよかったと思っています。主体的に学ぶ楽しみを知り、その姿勢を身に付けられたからです。大学では自主的に勉強を進めることが求められるので、こうした学び方を身につけたことが、今とても役立っています。医学部を目指すのであれば、国内受験のノウハウの充実したTIコースを選ぶのが順当とは思いますが、主体的に学ぶ機会をより重視する場合は、IBコースに進むことも有意義な選択だと思います。

多角的な視点をこれからも大切にしたい

IBでは、正解が一つではないトピックに対して、自分たちで考えたり話し合う機会が多くあります。その際、先生からはこれが正解という答えは指定されません。そうした学習の中で、色々な意見を聞いた上で自分の意見を持つことの大切さを学びました。将来、医療の道に進んだ際にも他の職種の視点や患者様とご家族の気持ちを考えた上で治療に臨むことができればと思います。

2018年卒

相部 匡佑さん
Tasuku Aibe
早稲田大学 国際教養学部
(大学在学中にコロンビア大学に留学)

柔軟な思考力を身に付けることができた

IBコースにおいて思考力、特に、自分以外の人の思考パターンも理解しながら、柔軟性を持って考える力を身に付けられたと思います。IBの授業におけるアクティブ・ラーニング※では、自分の考えを導き出し、論理的に説明する力が必要ですが、一方で人の意見を聞く力も身に付きます。例えば、難しい詩について評論するときに、自分では分からないことがあったとしても、人の意見をきちんと聞くことで、そこからヒントが見つかり自分の考えが進むようになります。こういう経験を通して、自分の考え方に固執しなくなり、自分にはない評価軸を習得できるのがIBの良さだと思います。また、多国籍の先生のもと、価値観の多様性について知ることができたことも、思考の柔軟性を身に付けることにつながったと感じます。
※アクティブ・ラーニング…積極的、能動的な授業や学習法の総称。グループ・ディスカッション、ディベート、グループ・ワークなどが有効な方法として挙げられています。

留学したからこそ感じた
日本の哲学や思想への興味

今は大学で、政治の理論や思想を学んでいます。留学先のコロンビア大学では哲学と政治思想を学び、その際に文献をたくさん読みましたが、フランス、イギリス、ドイツなどの思想家のものしかなく、なぜそこに日本の思想家が名を連ねられないのだろうと疑問に感じました。海外の大学で西洋の哲学を学んだからこそ、日本の哲学にももっと興味を持つことができたと思います。今は、哲学や思想について、大学院に進学してさらに深く探求していきたいと考えています。

2018年卒

川上 礼恩さん
Reon Kawakami
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)
経済学、統計学専攻

タイム&タスクマネジメント能力を
身に付けられた

IBは課題量が多く、しかもこなすというような方法では対処できない内容です。そのため、絶対的に必要になるのがタイムマネジメントやタスクマネジメントといったスキルです。論文を書くためには情報を収集し、考え、まとめなければならないので、そういったタイム&タスクマネジメントが重要であることを学びました。大学では、自分自身で課題をクリアしていかなければいけないので、リンデンホールスクールでそういう環境を先取りできていたことは大きなアドバンテージとなりました。タイム&タスクマネジメント能力は、将来にわたって重要だと思うので、それを高校生のうちに習得できたことは財産だと感じています。

「Yes or No」の2択ではない柔軟な価値観

二極化ではない、多面的なアプローチによる考え方を学べることは、リンデンホールスクールの大きな特長だと思います。物事は白か黒か、Yes or Noなどの2択では判断できず、極論では済まないことばかりだと思いますので、何か選択を迫られた時に柔軟に考えることができる姿勢はとても大切だと感じます。

リンデンホールスクールには「和魂英才」という考え方があり、英語イマージョンやIBプログラムなど最先端の国際的な学びを導入しながら、自国である日本の文化、和の心を大切にしています。海外の大学に進学した今、日本のことについて色々聞かれる機会が増え、それに答えられることがグローバルなコミュニケーションの場では重要だと実感しています。
また、学校の選択肢としても、「自由なインターナショナルスクール」と「規律を重んじる日本の学校」、この二極化ではないところにリンデンホールスクールが位置しているのは素晴らしいと思います。リンデンホールスクールには校則はありますが、学校全体の雰囲気として自主性が尊重され、日本と国際、両方の「いいところ取り」ができ、二極化ではない考え方を学べるのが大きな魅力だと思います。

2019年卒

平 悠暉さん
Yuki Taira
インペリアルカレッジロンドン / 生物科学専攻

奥深いニュアンスまで
理解できる英語力の習得

リンデンホールスクールでは、高いレベルの英語を学ぶ機会がたくさんありました。英語の基礎は小中の学校生活を通して自然に身についたと感じていましたが、授業が難しくなるにつれ、単語を習得する重要性に気づき、特に単語習得に力を入れました。難しい授業の最中や海外のニュース番組を見ていた時に、自分が覚えた単語が使われ、その意味がきちんと理解できたときの喜びは、単語学習のモチベーションになりました。海外の人と話をする上で、簡単な単語だけでも、相手が合わせてくれて意思疎通はできますが、相手の考えをそのまま、本来の意味で、奥深いニュアンスまで理解するには、それを理解するための英語力が必要になります。海外に出て勉強するにあたり、そういったレベルの英語力を身につけておいてとてもよかったと感じています。
また、今、一番役に立っていると実感しているのはライティングのスキルです。IBでは特に書くことが多く、自分の考えを文章にすることに重きが置かれています。リンデンホールスクールでは外国籍の先生が多く、容赦のない速さでの英語に慣れていたので、イギリスの大学に進学しても、本場の英語をきちんと理解できることも、よかったと思います。

一人ひとりの個性を認め、
尊重してもらえる環境

リンデンホールスクールの、自分らしくいられる環境が好きでした。先生が一人ひとりを認め、それぞれの個性を尊重してくださっていると感じました。例えば、質問すればどんなことにも真摯に答えてくださいます。私は結構先生を困らせるような、時には屁理屈に近いような疑問なども投げかけ、質問責めにしていたのですが、その姿勢を否定なさるようなことはなく、質問をするということを常に喜んでくださる先生ばかりでした。

中高学部

High School

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