Sep 25, 2025
11年生の酒井さんはこの夏休み、九州大学が主催する「九州大学QURIESプログラム」を受講しました。
このプログラムは、福岡県内の高等学校に在籍する女子生徒を対象とした理工系研究インターンシッププログラムで女性研究者の育成を目的としています。
本日は酒井さんの参加の感想をインタビューでお伝えいたします。
ープロジェクト参加やコース選択の理由を教えて下さい。
夏休みを活用し、大学機関で学んでみたいと考えていたからです。私は将来医師を目指していますが、単に「理系スキルを学ぶ」という枠を超えて、これからの医療に必要とされる視点も養えるのではないかと感じ、いくつか興味のある配属先を選択。最終的には数理モデリング学(※)の研究室に配属されました。
(※)現実世界で起こる複雑な現象や問題を「数学」を使って表現し、理解や予測、課題解決につなげる学問分野
-プログラムは5日間で、研究室に配属され、実験・調査などの研究活動を行った後、参加者が研究成果を発表する機会が設けられていたようですね。
はい、指導して下さったアジア各地からの大学院生は博士号を取るために日本に来られている方々で、一対一で丁寧に指導頂き、無事発表に繋げることができました。
-受講での学びを今後どのように活かそうと考えていますか?
最初はプログラミング自体に強い興味があったわけではありませんでしたが、IB(国際バカロレア)のエッセイを書く際にも活用してみようと思っています。
また今回、講師の方とのコミュニケーションはすべて英語で行ったのですが、プログラミングという分野で英語でやりとりをするのはとても新鮮な体験で、英語で学び、考え、表現することの一層の自信に繋がりました。
高度な専門分野についての英語でのコミュニケーションは普段の学校生活ではなかなか得られないもの。話を聞く中で、スムーズに対応できた酒井さんの喜びがこちらにも伝わってきました。
酒井さんはこの夏、英検1級にも合格されたとのこと。
英語はもちろん、引き続き酒井さんの様々な挑戦を応援しています。
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