卒業生の声

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本校で身に付け、学んだことを、
それぞれの進路でどのように生かしているか
卒業生たちからの声が届いています

2022年卒

都築 マリ彩さん
Maria Tsuzuki
カリフォルニア大学 デービス校

好きなこと、興味のあることを追及するのに最適な場所

高校時代、SDGsプロジェクトを主導し国連本部でユースセッションの共同議長を務めたり、ウクライナ平和サミットを設立し全国的に注目されました。リンデンホールスクールは生徒の課外活動を丁寧にサポートしてくれる体制が整っており、好きなこと、興味のあることを追及するのに最適な場所です。 またクラス全員で参加したアフガニスタンプロジェクトは一番の思い出です。サミットと募金活動で構成されたこのプロジェクトでは、メンバーを一人も取り残すことなく、皆で貢献することができました。私はこの活動を通し、他の人のために全力を尽くすことの本質的な価値に気付くことができました。

単位として移行できるIBスコア、大学を3年で卒業し獣医師として社会貢献を目指す

私は現在カリフォルニア大学デービス校で学んでいますが、IBの10倍の勉強量です。IBの受講により、徹底した時間管理術を身に着けることができていたおかげで、現在の授業のペースについていくことができています。 また海外の大学はIBを単位として移行できるため、私は30単位移行し1年進級(飛び級)することができました。通常、米国の大学では学士号を取得するのに4年かかりますが、私は四半期ごとに数単位を追加で取得し、3年で卒業する予定です。 卒業後は獣医学校で学び、獣医師として働きたいと考えています。ワンヘルス(ヒト・動物・生態系を別々の分野とせず、それらを統合して最適化するアプローチ)の観点から、獣医学は世界の健康を維持するための基盤の一部です。将来、責任ある獣医師として社会に貢献して参ります。

2024年卒

石橋 怜輝さん
Reiki Ishibashi
ケンブリッジ大学 トリニティカレッジ
Natural Sciences(自然科学)専攻

実践体験を通じて自分を見つける

リンデンホールスクールでの12年間を通じて、私は多くの実践的な体験を積むことができました。稲作、陶芸、茶道といった日本文化に触れる授業をはじめ、コンポスト(堆肥)作りや海岸清掃などの環境活動に参加し、実際に手を動かして学ぶことの大切さを実感してきました。 特にIBプログラムでの経験は印象的でした。このプログラムでは知識を習得するだけでなく、レポート作成やプレゼンテーション、自主的な研究活動を通じて集中力やコミュニケーション能力を養いました。また、英語でIBを学ぶことで、日本語と英語の両方を使いこなし、幅広い情報にアクセスして多角的な視点を得ることができました。これらの経験が、将来国際的な場面で活躍するための基盤になると感じています。 学校の奨学金支援により参加した Global Space Design Challenge(GSDC)2023も、私にとって非常に価値ある経験となりました。異なる背景を持つ参加者たちと協力し、科学的アプローチで課題に挑む中で、人類が直面する地球規模の課題への対処ついて深い理解を得ました。こうした実践体験を通じて、私は科学技術を通じて地球規模の課題解決に貢献したいと強く思うようになりました。

志高く、地球規模の課題に挑む

私の志は「科学技術を通じてより良い世界を実現する」ことです。夢を単なる願望で終わらせることなく、環境やエネルギー問題の解決に向けて具体的な目標を掲げ、着実に歩んでいきたいと考えています。今後は、材料科学の分野で環境に優しい材料の開発や高性能バッテリーなどの研究を通じて地球規模の課題解決に貢献することを目指します。この志を胸に未来を切り拓いていきます。

中高学部

High School

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