「環境」教育をカリキュラムに配置している本校では、SDGsに関連するさまざまな取り組みをおこなっています。

今回の北九州市にある『日本環境設計』の工場を見学は、世界的にみて唯一成功している化学的手法による最も進んだリサイクル技術について知識を深めるために企画されました。
ちなみに東京オリンピックが行われていますが、そこで配布される金・銀・銅メダルはこの会社で回収された携帯電話などからリサイクルで抽出されたものなのだそうです。

今回特別に岩元美智彦日本環境設計会長様とオンラインで繋いただいて、こちらの会社の理念や取り組みをお話ししていただきました。

今回ご紹介いただいた日本環境設計さんのプロジェクトは『BRING』という名で、日本や海外の物作りメーカー300社が参加し、ある素材を作るために地下資源を使用しないで半永久的に再利用していくというものです。
岩元会長は「戦争やテロは地下資源の争奪戦から」と話され、この地下資源の争奪戦をなくせば平和になるという「地球規模の三方よし」という話には生徒も目からウロコと言った様子がうかがえました。

RKB放送局の取材もあり近日中にオン・エアされるようです。

午後は『環境ミュージアム』です。
松岡館長にお話をしていただき、北九州市の過去から未来へと続く環境への取り組みについて理解を深めました。