従来型の大学受験・偏差値重視の教育ではなく、国際人として必要な自主性、創造力、コミュニケーション能力を伸ばす教育を行い、世界を舞台に活躍できる人材の育成を目指します。
中高学部のカリキュラムでは、小学部に引き続き「英語イマージョン教育」を採用。各カリキュラムにおいて情報を読み解く力、自分なりの解答を導き出す主体性などを養います。
また、多国籍な先生達による教育を通して多様性への理解、尊重を深めると共に、日本文化について理解を深める機会を持つことで、国際人としての基礎となる自国の文化や価値観への理解・造詣も深めます。
指導においては、教師が一方的に正解を伝えるのではなく、生徒一人ひとりが自身の力で考え解答を見つけるプロセスを重んじ、自分で物事を切り拓く楽しみを知ってほしいと考えています。やがてそれは、目標に向かって進む強さ、自信を養うことに通じ、この時期にとても大切な要素と考えています。
リンデンホールスクール中高学部では、小学部に引き続き、国語以外のほぼ全ての授業を英語で教える「英語イマージョン教育」を採用しています。
単に英語力をアップさせることを目的とするのではなく、英語を自由自在に使いこなし、自分の考えをロジカルに伝えることができるようになることを目標としています。
急速に変化していく時代においては、「答え」は常に自分で考えなくてはなりません。自分で問いを立てて、他者と協力しながら、解決策を考え、実現させる力が必要となります。先生からの一方通行(生徒が受け身)の教育ではなく、主体性を育む教育を通して、自分で学ぶ力や考える力、実行力を養います。具体的には、「Whyの問いを立てる」「リサーチ」「ディスカッション」や「プレゼンテーション」等を通して、自分で調べ検討した意見を、価値観や立場の異なる人にも理解してもらえるよう、ロジカルに伝える力、また相手の意見を尊重する姿勢を学びます。特にIBコースにおいては「考える力」「リサーチ力」「コミュニケーション力」「自己管理スキル」「利他の心」を重視し、生涯学び続ける力を身に付けます。
IBコースについて自分と異なる価値観や考え方があることを理解し、広い視野と包容力を持った国際人へと成長できるよう指導します。多国籍な先生(6ヶ国:2021年3月現在)と授業や学校生活を行うことで、英語力だけでなく、国ごとの文化や価値観といった多様性の理解、尊重、そして、日本以外のバックボーンを持つ人とコミュニケーションすることへの振る舞い方やマナーが自然と身に付きます。また、留学や海外でのボランティア活動へ参加できる環境も用意しております。海外での実体験を通し、さらに多様性への理解を深めることができ、同時に、日本を離れてみて初めて気づく日本の良さや価値と向き合う機会にもなっています。
海外留学について中高学部では、日本と各国の文化や価値観の違い、物事の事象や見方について、様々な分野の第一線で活躍する講師を招いて、「インサイト(物事の本質を洞察する)」という特別授業を実施いたします。この授業を通じて、物事を多面的に考察し、本質を洞察し、理解する力を養います。たとえば、「社会にとってお金とは何か?」「『西洋』と『東洋』とは何か?」「宇宙はいくつあるのか?」といった本質的な事を題材にし、皆で考えます。身近な題材から社会情勢、宇宙の話まで、様々な分野のテーマを設定し、広く柔軟な発想と視野を持ち、高い教養をこの時期に修得します。
くわしくみるリンデンホールスクールは「英語イマ―ジョン教育」及び「環境科」をカリキュラムの中に設置している学校として、文部科学省教育課程特例校に指定されています。本制度にかかる自己評価結果を下記に掲載いたします。
令和5年度 リンデンホールスクール中高学部 教育課程特例校自己評価Loading