2022.10.4
8年生の石橋泰輝さんが、9月2日(金)~9月7日(水)にタイのバンコクで行われた、World Scholar's Cup世界大会に出場しました。
【World Scholar's Cup 世界大会について、教えてください!】
この大会には4つの競技があります。マークシート形式の問題を解く”Scholar’s Challenge”、チーム3人で協力してライティングをする”Collaborative Writing”、チーム同士でお題を出されて即興ディベートをする”Team Debate”、そして大きい会場でスクリーンに映し出される5択のクイズ大会の”Scholar’s Bowl”です。どれも自分のチームと協力するものですが、競技の1つである”Team Debate”では相手チームとの交流もできるため特にいいなと思いました。対戦後に称え合ったり、たまたまその後のイベントなどで会ったときには一緒に楽しむなど、たくさんのことができるようになるので、とてもいい競技だなと感じました。
【日本の大会と違ったことはありましたか?】
明らかにノリが違いました。日本の勉強系の大会では、「静かに座って問題を解く」のようなものが一般的ですが、World Scholar’s Cupではなんでも曲にしたり、気まずさをわざと出すようにしたり、アルパカのぬいぐるみを打ち飛ばしたりするものもありました。他にも、競技とは関係なしに他国の人と気軽に交流できて、みんなで楽しむCulture FairやScholar’s Ballなどというイベントがあったりしました。また、大会本編以外にも現地の名所に行けるOptional Tourがあったりして、現地の文化や生活を感じることができました。このようなプログラムは日本の大会ではなかなか無いと思います。
【世界大会を通して、何か身についたことはありますか?】
普段より高度な英語でのコミュニケーション力を身につけることができました。周りと協力したり、大会のための勉強すべき資料を読んだり、新しい友達を作ったりする時に使える言語は英語しかないため、必然的に英語漬けの毎日になっていたなと感じました。そのおかげでコミュニケーション力が上がったのかなと思います。それに加えて、夏休み中にチームメイトと毎日のように練習を重ねたことで、要点をまとめる力、努力する姿勢、周りと協力する力なども身につけられたと思います。
【最後に、感想を教えてください。】
全体を通じて、World Scholar’s Cupに参加して一番いいなと感じたことは、たくさんの人と互いに競争し合いつつも、簡単に交流ができたことだと思います。Kyushu Roundが学校で開催されて、Bangkok Global Roundへの出場権を得て参加し、その中でTournament of Champions at Yale University 2022の出場権を得ることができました。どちらの大会でもチームメイトに支えられて来たので、感謝してもしきれません。11月に行われるイェール大学での全世界の精鋭たちが集まる大会でも、全力で頑張りたいと思います。
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