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講演会「ミャンマーとともに~私たちに何ができるか~」

Sep 30, 2025

9月9日(火)、グループ校・日本経済大学で行われた講演会「ミャンマーとともに~私たちに何ができるか~」(主催:公益財団法人 社会貢献支援財団)にリンデン生の代表が参加しました。




開会の挨拶に立った本校校長も兼ねて務める都築明寿香 日本経済大学 学長からは、ミャンマー支援のために活動を続ける講演者への感謝と敬意、そして国境を越えて子どもたちに学ぶ機会を届け続けることの大切さなどが語られました。

その後、学生、生徒、教職員約500名が、様々な角度からミャンマーの支援に尽力される方々の講演を拝聴。
(登壇された方々の詳細は、こちらのページもご参考下さい)

井本勝幸特命教授からは、今年3月に発生したミャンマー地震の被災地支援を目的とした募金活動やその用途についてなどの報告も行われました。



質疑応答では7年生の都築さんも質問の機会を得、

主催財団の会長である安倍昭恵様よりご挨拶をいただき、講演会は閉会となりました。

終了後生徒からは、「支援する」という行動の一歩先にある、本当の意味での寄り添いや継続的な取り組みの大切さを考えるきっかけになったこと、一人ひとりが自分にできることを見つめ直し、小さな一歩を積み重ねることで、世界とつながる力になることを実感した等の感想が聞かれました。



以下、募金活動と講演会に参加した生徒を代表して11年生3名の感想をご紹介致します。

伊藤さん
「募金活動に続き、今回の講演に参加したことで、改めて現在ミャンマーが直面している深刻な状況を知ることができました。多くの講演者の方々が口にしていた『自分にできることから始める』という言葉が、特に心に残っています。
支援活動は、一人で取り組むにしても、多くの人々と協力して進めるにしても、まずは自分が“今”できることを見つけて行動に移すことが大切だと実感しました。私自身も、自分にできることに全力で取り組みたいという強い思いを抱き、その気持ちが自信にもつながりました。」


小宮さん
「募金活動を経て講演会に参加したことで、支援の一歩一歩が確かに繋がっていることを実感いたしました。現地の状況を知ることで、自分の小さな行動にも意味があると改めて気づき、活動する意義を深く考える良い機会となりました。
私が参加した募金活動が少しでも役に立っていると思うと、限られた時間の中でも、より大きな挑戦をしてみたいというモチベーションが生まれました。今後も積極的に関心を持ち、少しずつでも社会問題について考え、学び続けていきたいと思います。
貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。」


大光さん
「講演会を通じて、支援とは『同情』ではなく『寄り添うこと』であると学びました。特に『たとえ先が短くても、人の“こころ”を救えるように』という言葉が強く印象に残っています。
また、登壇者のお話にあったように、食料や水などを“その場限り”で提供するだけではなく、現地の方々が自立して生活できるよう、食べ物の育て方を教えるなど、継続的な支援が大切なのだと気づかされました。」




引き続き、生徒たちが社会課題に目を向け、行動するきっかけとなる活動を続けてまいります。

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