2021.9.9
11年生の田中 世明さん、三島 惠之郎さん、宮原 夕朱さん、10年生の市丸 祐理子さんが、夏休み中に、GPSA for healthのe-Courseに参加しました。
GPSA for health とは、高校生がデューク大学やジョンズホプキンス大学と共同で、グアテマラ、ベリーズ、ノースカロライナ、ウェストバージニア、タイで医療に関する現実的な問題に取り組む活動です。
今年は『GPSA e-Course』として完全オンラインで行われました。
11年生の田中 世明さんは、フィリピンにおけるコロナウイルスの拡大要因、「貧困層に、十分な医療アクセスが整っていない」という問題を調査しました。フィリピンのワクチン接種率と国の政策、国民の健康保険制度などについてデータをまとめ、発表しました。
同じく11年生の三島 惠之郎さんは、有害で中毒性のある薬物に関する研究を発表しました。 これらの薬によって引き起こされる社会問題や潜在的な解決策について述べました。
同じく11年生の宮原 夕朱さんは、COVID-19の蔓延と貧困との関係について、プレゼンテーションを行いました。例としてインドと日本を挙げました。
夕朱さんの感想を紹介します。
「 私たちが思っている以上に世界的な貧富の差や母体、胎児の死亡率が高いことを知りました。私たちが住んでいるような先進国が積極的にボランティアや物資の提供を少しでもすれば、たくさんの命が助かると思います。難しい言葉や情報が出てきたり、動画などを見たりしなければいけなかったことが大変でしたが、プレゼンテーションが上手な先生や、アドバイスが上手な先生と出会えたことで、これからわたしがもっと取り組むべきことに気づけました。」
10年生の市丸 祐理子さんは、コロナ禍における10代の自殺者数の増加について調べ、未然防止策をプレゼンテーションしました。
最後に、祐理子さんの感想を紹介します。
「GPSAで私は健康や病気のことはもちろん、今のコロナの状況についても多くのことを学べました。そして、 自分の状況がいかに恵まれているかにも気づかされました。宿題がたくさんあったのと、オンラインだったので 先生とコミュニケーションをとることが大変でした。
プレゼンでは絵や表が良くできていると言われました。活動を通して先生やTAの方とたくさん交流ができたことが印象に残っています。」
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